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Macのカメラで顔が赤く映る理由と直し方

執筆:A.C.R. van Hooff 更新日: 約8分で読めます

結論: Macのカメラは色を自動で決めていて、肌を実際より赤く映すことがよくあります。暖色の照明、青や緑の背景、そしてカメラ自身の色処理が、どれも顔を赤い方向へ押しやります。しかもmacOSには、それを補正する色の設定がありません。まずは照明と背景をニュートラルにしましょう。赤みを根本的に抑えたいなら、Camertureのように、まさにこのための設定を持つアプリで映像そのものの赤みを減らします。

私がCamertureを作ったのは、まさにこの問題がきっかけです。Studio Displayでは、どのビデオ通話でも顔が赤く映り、macOSにはそれを変える手段がありませんでした。このガイドは、それを直すまでに学んだことをまとめたものです。

カメラで顔が赤く映る理由

鏡で見ると肌はふつうに見えます。目が部屋の光に順応するからです。一方、カメラは光の色を自分で判断し、そのうえで映像をどれくらい色鮮やかにするかを決めます。肌の色がおかしくなる原因は主に4つです。

  • 暖色の照明。 天井の照明やデスクライトの多くは、黄みがかった暖かい光です。カメラはそれを一部しか補正しないため、もともと赤みのある肌に、残った暖かさが映像のどこよりも目立って現れます。
  • 周りの色。 ホワイトバランスの自動調整は、映像全体を平均するとグレーになるという前提で動きます。青や緑の壁、青いシャツ、背後の明るい画面があると、光が冷たすぎると判断して映像全体を暖かくするため、顔も赤くなります。すぐ横に赤やオレンジの壁があると、その色が肌に映り込みます。
  • 強めの色処理。 Macのカメラを含め、小さなカメラは映像が平板に見えないよう、コントラストと彩度を足します。そのため、軽い火照りや赤い鼻、酒さ(しゅさ)が、はっきり赤い肌として映ります。
  • 顔の近くの強い光。 肌の色のなかで最初に上限に達するのが赤です。ランプが近くから強く当たると、頬や額がのっぺりした赤い斑点になり、細部が消えてしまいます。

気のせいではありませんし、あなただけでもありません。Appleのフォーラム、Reddit、MicrosoftのTeamsフォーラムには、iMac、MacBook、Studio Displayで顔が赤く映るという声があふれています。

macOSでは直せない理由

macOSには、どのカメラについても色、ホワイトバランス、彩度の設定がありません。コントロールセンターのビデオエフェクト(ポートレート、スタジオ照明、センターフレームなど)は、ぼかしや照明、フレーミングはしてくれますが、色は変えません。

アプリがAppleのカメラ内部の色を変えることもできません。内蔵のFaceTime HDカメラや連係カメラとして使うiPhoneには、ほかのアプリから変更できる設定がありません。Studio Displayのカメラも、アプリにできるのはホワイトバランスの自動調整のオン・オフだけで、後で紹介する白い紙のテクニックはこれを使います。どのアプリで何ができるかはMacのカメラ設定アプリ比較で説明しています。

そして、映像全体に対するありがちな対処はうまくいきません。顔がちょうどよくなるまで映像を寒色にすると、背後の壁が青くなり、彩度を下げるとすべてが灰色になります。赤いのは顔であって、部屋ではありません。効果があるのは、赤い肌の色だけに働く補正です。

Macのカメラで顔が赤いときの直し方

上から順に試してください。最初のステップは無料です。

1. 赤みの原因を切り分ける

Photo Boothを開いて自分の顔を見てください。特定の通話アプリでだけ赤く見えるなら、原因はそのアプリです。ビデオ設定でフィルター、補正、明るさの自動調整を確認してオフにし、アプリをアップデートしましょう。Photo Boothでも赤く見えるなら、原因はカメラと照明です。続きを読んでください。

2. 照明を変える

照明がいちばん大きな違いを生み、しかも費用はかかりません。

  • 昼光色の照明を使う。 デスク周りの暖色の電球を、パッケージに約5000Kと書かれた昼光色の電球に替えます。
  • 光の種類をひとつにする。 窓からの日光と暖色のランプが混ざると、カメラはどちらの色に合わせるか迷い、肌の片側が赤くなります。
  • 強い光をやわらげる。 明るいランプは顔ではなく壁に向けるか、離して置きます。やわらかい光なら、赤い肌がのっぺりした斑点になるのを防げます。
  • 窓の方を向く。 正面からの日光は手元でいちばんニュートラルな光で、カメラもいちばんうまく扱えます。

照明について詳しくはMacのカメラが暗い理由と直し方をご覧ください。

3. 周りの色に気をつける

鮮やかな色の大きな面があると、ホワイトバランスの自動調整がだまされます。背後の壁が白、グレー、ベージュで、服が落ち着いた色なら、カメラが判断を誤る要素が減ります。青い壁の前に座っていたり、青いシャツを着ていたりして顔が赤く見えるなら、それが原因である可能性が高いです。

4. Studio Displayでホワイトバランスを固定する

Studio Displayのカメラには、アプリから変更できる色の設定がひとつだけあります。ホワイトバランスの自動調整です。これをオフにすると、カメラはその瞬間のホワイトバランスを保ち、ほかのアプリがカメラを起動してもそのままです。これを使えば簡単に調整できます。

  1. 白い紙をカメラの前にかざし、映像の大部分を覆うようにします。
  2. 色が落ち着くまで数秒待ちます。
  3. ホワイトバランスの自動調整をオフにします。

これでカメラは、部屋ではなく白い紙を基準に色を判断します。切り替えにはアプリが必要で、たとえばCamertureのカメラタブなら、このヒントをスイッチのすぐ横に表示します。昼から夜へなど、部屋の光が変わったらやり直してください。これで直るのは映像全体の色かぶりです。その後も肌が赤すぎるなら、ステップ6で対処できます。

5. USBウェブカメラならホワイトバランスを自分で設定する

LogitechなどのUSBウェブカメラには、色の設定があります。Logi Tuneなどメーカーのアプリ、またはCamertureのカメラタブで、ホワイトバランスの自動調整をオフにし、肌が自然に見えるまでホワイトバランスを動かします。カメラが対応していれば、彩度も少し下げましょう。

6. Camertureで赤みを取る

Camertureには、このための設定があります。肌の赤みを軽減です。変えるのは赤とピンクがかった赤の色だけで、それを自然な肌の、より暖かくオレンジ寄りの色へ少し回し、少しだけ穏やかにします。それ以外はそのままなので、部屋の色を保ったまま顔の赤みだけが消えます。

スライダーは100から始まり、これは変化なしを意味します。左へ動かすほど赤みが減ります。まずは半分くらいから始めて、ライブプレビューと見比べてください。映像の中の鮮やかな赤い物、たとえば赤いセーターも少し落ち着きますが、ふつうの設定ならほとんど気づきません。

CamertureはmacOSに独自のカメラを追加します。FaceTime、Zoom、Teams、Meetなどのアプリで一度「Camerture」を選べば、通話の参加者全員が補正後の映像を見ることになります。色温度、色合い、彩度、露出など、Appleが用意しなかったほかの設定もそろっていて、内蔵カメラ、Studio Display、連係カメラ、USBウェブカメラに対応し、カメラごとに設定を記憶して、すべての処理をMac上で行います。セットアップは約1分で、$14.99の買い切りです。

顔の赤みに効く設定

Camertureを使うなら、次の設定から始めるのがおすすめです。少しずつ変えて、ライブプレビューと見比べてください。

悩み 変える設定
頬、鼻、額が赤い 「肌の赤みを軽減」を左へ、50くらいまで動かす
照明の下で映像全体がオレンジや赤っぽい 「色温度」を青の方へ動かす
全体にピンクやマゼンタの色かぶり 「色合い」を少し下げる
光がいちばん強い所に赤い斑点 「ハイライト」と「露出」を少し下げる
肌や色が強すぎる 「彩度」を少し下げる

よくある質問

鏡では平気なのに、カメラだと赤く映るのはなぜですか?

目は部屋の光に順応するので、自分では肌がふつうに見えます。カメラは光の色を推測するうえ、映像にコントラストと彩度を足すため、肌の赤みが強調されます。暖色の照明や青・緑の背景があると、さらに悪化します。

Macのカメラに赤い肌用のフィルターはありますか?

ありません。macOSのビデオエフェクトは照明、ぼかし、フレーミングを行いますが、色は変えません。カメラの色の設定もありません。Zoomの「外見を補正する」やTeamsのソフトフォーカスは肌をなめらかにしますが、色はそのままです。赤みを取るには、Camertureのように映像の色を変えるアプリが必要です。

Logitechのウェブカメラで顔が赤く映るのはなぜですか?

理由は同じで、暖色の照明、周りの色、強めの色処理です。違いは、Logitechのウェブカメラには変更できる設定があることです。Logi Tuneでホワイトバランスの自動調整をオフにして手動で合わせ、彩度を下げてください。それでも足りなければ、Camertureの「肌の赤みを軽減」はUSBウェブカメラでも使えます。

通話の相手にも補正後の映像が見えますか?

はい。通話アプリでCamertureのカメラを選ぶので、映像はアプリに届く前に補正されています。FaceTime、Zoom、Teams、Meetなど、カメラを選べるすべてのアプリで使え、Camertureのアプリを閉じても動き続けます。

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